ブログTOP

はじめまして、りょんと申します。

ポケモン剣盾のS24からガチ対戦を始めました。以下、参加したシーズンの並びと結果を記録していきます。

Twitter @ryon_poke

 

 

 

 

 

 

<剣盾>

 

S24 2001-92位

S25 2018-67位

S26 199x/1881-434位

S27 209x/2063-28位

S28 203x/1886-550位

S29 201x/1912-224位

S31 199x/1861-385位

 

S32 2000-66位

S33 2063-11位

S34 2024/2010-36位

S35 2050-7位 203x/1977-47位

 

 

<SV>

 

S1 2384-7位   2300-109位

S2 2104-255位

S4 218x/2117-114位 219x/2093-156位

S7  2129/2066-20位

S8  2178-4位 216x/2109-72位

S10 2167-6位

S12 209x/2019-200位

ガブリアスサーフゴーオーガポン(いど)ガチグマ(アカツキ)ヒードランハピナス

S13 216x/1980-443位

ランドロス(霊獣)カイリューサーフゴー  オーガポン(いしずえ)

S14 2238-3位   220x/2147-29位 

ハバタクカミウーラオス(れんげき)イーユイカイリュージャローダアーマーガア

S15 216x/2129-73位

 

 

 

 





【SV S14 最終3位】宇宙最強カイリュー

元々公開するつもりはあまりせんでしたが同じ型のカイリューに5回くらい当たってもうバレてる気がしたので公開します。

①構築経緯

竜舞カイリューの代表的な型がスケショ型になったことによりカイリューをアンコカイリューで見る人が減りハバカミの電磁波や甘えるで対策してくる人が多いと感じたため電気テラスクリアチャームワイブレ竜舞カイリューを軸に組み始めた。

このカイリューを通す上でこちら視点ガチグマが障害になってくるため構築の見た目をガチグマに強くしてそもそも出させない且つ出されても戦えるように取り巻きを考えた。

 

②個体紹介

 

<調整>

・S+2で準速スカーフウーラオス抜き

・ハバカミ意識でちょいd振り

・あまりHB(特化ラオスの水流連打の乱数がズレるライン)

宇宙最強。電気テラス+クリアチャームで電磁波や甘える、ランドロスの威嚇を拒否しながら無償の1ターンを得ることができる。あえて構築に地面枠を入れないことで全ての電磁波髪を誘いカモることができた。

B振り+ワイドブレイカーの強みは対面から氷技を持っている水ラオスを「竜舞→羽→ワイブレ→羽」でテラス択を生み出すことなく起点にできたり襷パオジアンやカイリュー、オーガポンなど全ての物理アタッカーに対面処理されることなく貫くことができる。電気テラスは電磁波に無償の1ターンを貰うことができるだけでなく水ウーラオスアシレーヌに抜群、タケルライコの電気技を半減、カイリューサフゴに一貫するなど様々な強力な要素があった。

 

 

<調整>

・意地カイリューのスケショ×5+神速確定耐え

・意地カイリューのじしん+神速+ゴツメダメ×2を耐える

・陽気パオジアンの氷柱×2を97.3%で耐える(目安)

・陽気ランドロスのじしん×2を93.8%で耐える(目安)

最強の初手要因。挑発という技が本当に偉く、裏のカイリューがキツいステロやアンコールの拒否、あと投げしてきたゴツメカイリューに挑発を打つことで羽休めを拒否しながら「じしん+ゴツメ+神速」を耐えることで対面処理できる。また対面+キョジオーンorドヒドイデのような並びに対しても汎用性を損なうことなく緩やかな崩しを実行できる。耐久振りは対カイリューやパオジアンへの性能を飛躍的に上げることができるため個人的に初手に出す襷ラオスは耐久振り一択レベルで強いと感じた。

 

電気テラスカイリューがキツいガチグマや持久力ブリジュラスに強く出れ、また相手の水ラオスを誘うことができるためイーユイを切った後裏のカイリューで起点にする動きができるなど本構築のカイリューと相性が最高だった。鬼火は物理アタッカーを裏のカイリューで起点しやすくできるのが強力であった。

 

<調整>

・準速135族抜き

・特化ウーラオスの水流連打を91.66%で耐える

初手要因その2。主にウーラオスを投げたくない相手に出したが選出率は低め。調整に関しては色々追い求めすぎた結果火力がなさすぎて相手の耐久振りハバカミに眼鏡シャドボを耐えられることが何度もあり泣いてた。

 

<調整>

・最速オーガポン抜き

・h=16n+1

受け破壊枠。殴りながら積むことができるリーフストーム+挑発+高速再生技を両立する高い受け破壊性能持ちながらキョジオーンやドヒドの裏にいる炎ポンやイーユイ、カイリュー、受けループのラウドボーンも岩テラバで破壊できる。受けループなどの受け構築には1回も負けなかった。

 

・ガチグマ抜かれ

・特化ウーラオスの水流連打×2を99.13%で耐える

・ガチグマ意識であまりd振り

見た目地面の一貫を切りたい&ガチグマの選出を抑制したい&サーフゴーを呼びたいので採用。めちゃくちゃ刺さってる構築以外には出してない。

 

③選出

ラオス+イーユイ+カイリュー→これが9割。全てにおいて最強だった。

 

④重いポケモン

エナジー瞑想髪→2手目に出したイーユイが起点にされる展開が多くカイリューで捲れないことが多い。

 

⑤結果

サブロムは29位

 

⑥感想

今期は本当に調子が良く最速22を達成したり最終日なのに朝6時までメインロムサブロム両方とも無敗で1位2位になったりしてヤバかった。サブロムは7:30あたりに30位まで溶けたので1ロム特攻をすることになったが22から潜った初戦で1回負けてからその後ずっと勝ち続けメインロムの戦績が11-1で最終日なのに勝率91.6%、12戦しか潜ってないとかいう凄いことが起こっていた。

↑スタート(正確には1/28に21に乗せたときの画像。最終日までこの状態で放置していた)

↑最後  win:lose=11:1

 

にもかかわらず最後は1位から潜れず最終3位で終わるというなんとも不甲斐ない結果に終わってしまった。どれだけ構築が強くて調子が良くても本人に最後潜る勇気がなければ1位を取ることができないことを痛感したため次は必ず潜ろうと思えた。また頑張ります。

 

 

 

【SV S10 最終6位】自在キョジオーガ

 

①構築経緯

環境のトレンドが電磁波だったので状態異常に耐性があり単体性能の高いキョジオーン、キョジオーンが不利を取るサーフゴーに無類の強さを誇る炎オーガポンから構築を組み始めた。

この2体で不利を取るウーラオスランドロスガブリアスなどの物理アタッカーにサイクル有利を取れる水ロトム。相手のサーフゴーやオーガポンにテラス込みで有利に戦えキョジオーンとも相性が良く、対面、スイープ、サイクルの全てを高水準に行えるノマテラ竜舞神速地震カイリュー。テラス無しで各種オーガポンやサーフゴー有利を取れ、初手置きが安定すると考えた襷カウンター悪ウーラオスを採用。

最後にチオンジェンやキョジオーンなどの受け系統に強めな身代わり瞑想ハバタクカミを採用していたが、後投げされるオーガポンに勝てない、同居するレッカドヒドにも勝てない、受けループにも安定して勝てなかったので岩テラスCブーストパワージェムくろまな滅びハバタクカミに最終日の朝5時に変更して最終日に臨んだ。

 

 

②コンセプト

・相手の構築に合わせて柔軟な選出をする

 

・キョジオーン

 

 

③個体紹介

 

 

 

キョジオーン@残飯

テラスタイプ:フェアリー

特性:清めの塩

性格:腕白

実数値:207(252)-120-166(4+)-x-142(252)-55

技構成:しおづけ 鉄壁 守る 自己再生

<調整>

特になし

 

ヤバすぎpk。

構築にいるだけで相手の選出を歪ませることができ、選出すれば無対策な相手にはイージーウィン、メタを出してきた相手にもプレイングやTODによる無限の勝ち筋を追うことができる最強ポケモン

技構成はしおづけ、守る、再生が最強すぎたので固定で最後には物理アタッカー相手に対し詰めを行える鉄壁を採用した。D振りは主にハバカミ意識で眼鏡以外には比較的安定して強く出れ、眼鏡に対しても特化でなければ漬け+守る+漬け+守るで対面勝つことができる。フェアリーテラスは鉢巻カイリューの逆鱗や鉢巻悪テラスパオジアンの砕くに耐性ができたり、剣舞スケショ地震ガブに対して鉄壁と合わせることでスケショを拒否しながら急所当たらないでお祈りゲームを仕掛けられたり、カイリューと合わせることで眼鏡イーユイを受けることができるのが強力であった。

 

 

 

オーガポン(炎)@竈門の面

テラスタイプ:炎

特性:型破り→面影宿し

性格:意地っ張り

実数値:187(252)-188(244+)-105(4)-x-117(4)-131(4)

技構成:蔦棍棒 ウッドホーン 電光石火 じゃれつく⇔光合成

<調整>

A-ほぼガチ特化

HD-C特化眼鏡カミのパワージェムを最高乱数切り耐え

C実数値162までのハバカミのシャドボ+ Dダウン後のシャドボを確定耐え

HB-A特化水テラス水ウーラオスの水流連打を75%で耐え

S-準速イダイトウ抜き

 

パワーヤバすぎpk。

現環境トップのポケモンであるハバカミ、サフゴ、悪テラス鉢巻以外のパオジアン、水ラオス、テツノツツミなどに強く出れるだけでなく超耐久ポケモンであるディンルーやヘイラッシャにも強いのが凄い。

Sをほとんど振らず耐久に回し、電光石火を採用することで対面性能が飛躍的に上がった。また水ウーラオスに対して下からウッドホーンで回復+上から電光石火でHPを半分以上残しながら突破できるなど強い動きがあった、と言いたいところだが偶に襷カウンターラオスにマジレスされて悲しくなった。

じゃれつくの枠は元々光合成だったがHBカイリュー+マントサフゴのような並びに安定して勝てなかったので最終日の朝5時にじゃれつくに変更した。結果想定した展開にはならなかったが再戦時にじゃれつくがないと思い込んでいるトドロクツキをたくさん轢き殺せてワロタ。

 

 

 

カイリュー@厚底ブーツ

テラスタイプ:ノーマル

特性:マルチスケイル

性格:意地っ張り

実数値:195(228)-204(252+)-115-x-120-104(28)

技構成: 神速 地震 竜舞 羽休め

<調整>

A-ガチ特化

S-+2で最速テツノツツミ抜き

H-余り

 

 

対面、スイープ、全抜き、サイクルなど何でもできる超ハイスペックpk。

ノーマルテラスにすることでキョジが苦手なマントサフゴやオーガポンにテラスと合わせて強く出れたり、キョジで相手の眼鏡カミに妖テラスを切らせて神速を通せたり、妖テラキョジと合わせて眼鏡イーユイを見れたり、羽休めによるTODができたりとキョジオーンと非常に相性が良かった。また対面選出をする際も竜の舞による全抜きや神速によるスイープが非常に強力だった。

厚底ブーツはキョジ+オーガポン+カイリューと並べると相手のステルスロックを猛烈に誘うためそこに裏目を突けることができた。

初めてノマテラ竜舞カイリューを使ってみたが本当に強すぎてマジで引くほどビックリした。

 

 

 

ロトム@拘りスカーフ

テラスタイプ:鋼

特性:浮遊

性格:図太い

実数値:157(252)-x-140(4+)-125-127-138(252)

技構成:ボルトチェンジ イカサマ 鬼火 トリック

<調整>

H-振り切り

S-最速テツノツツミ抜き

B-カイリューなどの物理アタッカーを意識してb補正

 

ちょっと器用なpk。

主にキョジオーンと合わせてサイクルを回したり、トリックや鬼火から竜舞カイリューに繋ぐ起点作成、竜舞カイリューなどをはじめとする物理アタッカーのストッパー、眼鏡カミや鉢巻パオジアンにスカーフトリックすることによる火力の削ぎ落としからキョジオーンで受けるなど補助的役割をしてくれた。

テラスタイプは相手のカイリューを強く意識して浮遊と相性が良い鋼にした。ドロポンは打ちたい場面が基本的にボルチェンが通らない相手だったので命中安定技のイカサマを採用した。

 

 

 

ウーラオス(一撃)@気合の襷

テラスタイプ:悪

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

実数値:175-200(252+)-120-x-81(4)-149(252)

技構成:暗黒強打 インファイト カウンター 不意打ち

<調整>

特になし

 

 

対面の鬼。

初手置きされやすいハバカミ、各種オーガポン、ランドロス、イーユイ、ディンルー、ガブリアス、などほぼ全てのポケモンに対して微有利以上に戦うことができる。

悪ウーラオスは基本的に剣舞が採用されがちだが、カウンターを採用することで岩以外のオーガポンに対し打つことで不意択を回避しながら突破できたり、フェアリーテラバガブと1:1交換、襷水ウーラオスに先制技の同速勝負を仕掛けらる、相手の物理アタッカーのストッパーになることができる、など考慮されないカウンターはめちゃくちゃ強かった。このポケモンで崩しを行うことを意識しないなら剣舞ではなく対面性能が飛躍的に上がるカウンターを採用するといいと思う。

ただ相手の裏にテツノツツミがいると安易に不意打ちを押せないためそこだけ技選択のストレスがあったがそれを踏まえてもめちゃくちゃ強かった。

 

 

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:岩

特性:古代活性

性格:控えめ

実数値:141(84)-x-97(172)-179(60+)-156(4)-179(188)

技構成:パワージェム 痛み分け 黒い眼差し 滅びの歌

<調整>

S -最速オーガポン抜き

C-Sと同値(Cブーストにするため)

HB-a4振りキョジオーンの塩漬けを身代わりが確定耐え(身代わり瞑想で使ってた時の名残り。この型には全く関係ない)

 

 

受け崩し枠。

元々Cブーストのムンフォショック身代わり瞑想で使っていたがキョジオーンと同居する炎オーガポンに勝てなかったりチオンジェンと同居するレッカドヒドに勝てない、受けループに安定して勝てなかったのでCブースト+岩テラス+パワージェムで炎オーガポンを破壊でき、黒眼滅びで受けポケに絶対勝てるこの型に最終日の朝5時に渋々変更した。

しかし完全な受けに対してはイージーウィンを取ることができるものの対面+キョジオーンのような並びには完全な選出択になってしまい朝8:30くらいに10位から潜った試合で最終3位の方のキョジドクガとあたり選出したが相手が出してこなかったので完全に腐ってしまった。

受け構築は一体の汎用性の欠片のないようなポケモンで対策するのではなく汎用性のある並びで対策するべきというのはわかっていたが他のポケモンの型を変えたくなかったのでこうなってしまった。反省ポイント高め。

 

 

 

 

④選出

対面×積み選出++

・・・初手悪ウーラオスで荒らしながら後発スカーフミトムで起点作成し竜舞カイリューで詰める。めちゃくちゃ強かった。

 

対面選出++

・・・相手の構築に合わせて初手にオーガポンか悪ウーラオスを置いてカイリューを後発から出す。どの3体も先制技を持っているので柔軟に選出順番を決められた。

 

サイクル選出++

・・・キョジオーンやミトムでサイクルを回しながら相手を疲弊させたあとカイリューを通したりキョジオーンで詰ませたりする。

 

攻めサイクル選出++or

・・・キョジカイリューやキョジミトムでサイクルを回しながらオーガポンの高火力を押し付ける。

 

対面×キョジオーン選出(oror)この中から2体+

・・・対面駒を先に2体展開して相手の崩し駒を潰したところにラス1キョジオーンで詰める。

 

パッと思いついたところこんな感じだが他にも色々な選出をした。

 

 

 

⑤結果

使用TN  りょん-最終6位

 

 

⑥感想

今期は最終日家に帰宅してからほとんどランクマに潜っていて、最初の3時間くらいはずっと1桁から10位台にいたものの4時間くらい経過してから脳が溶け始めて一時期100位台まで落ちて撤退しようかマジで悩んでました笑

一旦2時間程休憩してその後朝5時から潜り始めたらちゃんと勝ててなんとか1桁に間に合うことができたのでとりあえず良かったです!このゲームはちゃんと考えながら選出やプレイをしないと勝てないと痛感したのでちゃんと脳を休めることは大事だと思いました。

構築の完成度に関しては自分特有の発想とかは特に組み込まれていないしプレイングが顕著に現れるかと言われると怪しいけど、相手の構築に選出をキチンと合わせれば勝てるみたいな構築にはなったので選出力の向上という意味では自分の成長に繋がった気がするので良かったのかなと思います。

来月は大事なテストがあって再来月も月末忙しいので次最終日ちゃんと潜れるのは年末とかになっちゃうかもしれないけどそのときはちゃん最終1位を目標に頑張りたいと思います。ここまでの閲覧ありがとうございました。なにか質問等あればコメントやTwitter等にお願いします。

 

スペシャルサンクス

オーガポンを貸してくれたケチャワチャさん

 

 

Twitter URL↓

https://twitter.com/ryon_poke

 

 

 

【SV S8 最終4位】不滅ドヒドディンルー

※追記 カイリューが隠密マントの方も載せておきます。こっちの方が絶対強いです。

※レンタルパ公開してます。

 

 

 

 

①構築経緯

新環境ということで色々試していたが強いポケモンを見つけることができなかったためS7で使用していた「ドヒドイデ+ディンルー」の並びを続行することにした。

この2体で不利を取るポケモンに対し戦えるように何度も補完枠を変えながら構築を完成させ最終日に臨んだ。

 

 

 

②採用順

 

 

 

③コンセプト

・ディンルーを強く使う

 

・定数ダメージを多く絡め相手のテラスタルへの依存を減らす

 

 

 

④個体紹介

 

 

ドヒドイデ@黒いヘドロ

テラスタイプ:毒

特性:再生力

性格:のんき

実数値:157(252)-83-223(244+)-x-164(12)-49 (-0)

技構成:アクアブレイク 毒毒 黒い霧 自己再生

<調整>

HB-特化珠パオジアンの電気テラバーストを最高乱数切り耐え

 

このポケモン単体だとマジで誰も受からないがディンルーと合わせることでサイクルパーツとして遺憾無くその性能を発揮する。詳細はS7で使用していたものと全く同じで特に語ることはないためドヒドイデとディンルーに関してはhttps://t.co/KGaEVmpwRB

上記のS7の記事を見てもらえるとよい。

 

 

 

 

 

ディンルー@残飯

テラスタイプ:フェアリー

特性:災いの器

性格:腕白

実数値:257(212)-131(4)-176(116+)-x-122(172)-66(4)

技構成:じしん カタストロフィ 吹き飛ばし 守る

<調整>

H-16n+1(n=16)

B-11n

D-余り

 

宇宙最強ポケモンドヒドイデと合わせることで「毒+守る+カタストロフィ」での定数ダメージで相手をゴリゴリ削り、こちらが受けるダメージは等倍程度なら持ち前の耐久で余裕で受け、相手が拘っているなら守るで拘りロックをし、積んでくるなら吹き飛ばしやドヒドの黒霧で対応といった感じで無敵の要塞が完成する。

ただカイリューなどをはじめとする飛行タイプ相手にはドヒドで毒を入れないと突破することができないため後述するパオジアンやテツノツツミで飛行タイプ相手にテラスタルを強要することを意識した。

 

 

 

 

 

パオジアン@ラムの実

テラスタイプ:草

特性:災いの剣

性格:意地っ張り

実数値:183(220)-176(156+)-114(108)-x-86(4)-158(20)

技構成:氷柱落とし カタストロフィ テラバースト 自己再生

<調整>

A-11n 

HB-特化カイリューのノマテラ神速を82.1%で2耐え

S-最速ランド抜き(特性発動順でスカーフ判定するため)

 

ディンルーや水ロトムカバルドン、チオンジェンあたりに出すつもりで採用したが補完枠を超えて軸になった革命ポケモン。この構築の隠れMVP。

ドヒドイデ+ディンルーは相手のディンルー(特に挑発or身代わり持ち)の処理が大変なのだが耐久に振った「カタストロフィ+自己再生」持ちのパオジアンであれば有利に立ち回ることができる。S7では飛行テラスのゴツメで採用していたものの明らかに過剰で出せる構築が限られていたがこの型のパオジアンであればほとんどの構築にも出すことができた。

特に強い動きとしてはディンルーで相手の鋼タイプ(特にサーフゴーやヒードラン)にテラスを切らせたあと氷柱落としや草テラバースト(水テラスサーフゴーに対して打てる)でパオジアンを通すことができたり、逆にパオジアンで相手の飛行タイプ(カイリューランドロス)にテラスを切らせたあとディンルーの地震が通るようになるといった感じでドヒドディンルーと相性抜群で最強だった。

剣舞のないラムの実持ちはかなり珍しい、というか自分以外使ってないと思うが水ロトムカバルドンに対して活きるのは勿論、不意の電磁波に耐性ができたり毒菱を1回踏んでもよかったりモロバレルにテラス切ってなくても1度後投げできたりなど活きる場面が多く使用感は非常に良かった。

 

 

 

 

 

サーフゴー@風船

テラスタイプ:飛行

特性:黄金の身体

性格:穏やか

実数値:191(228)-x-116(4)-157(28)-155(236+)-106(12)

技構成:ゴールドラッシュ シャドーボール 悪巧み 自己再生

<調整>

HD

・臆病ツツミのドロポンを余裕持って2耐え(36.6%〜43.9%)×2

・臆病ツツミのドロポン+水テラスドロポンを242/256で耐え(命中率まで加味したらほぼ落ちない)

・臆病眼鏡カミのシャドーボールを14/16で耐え

 

補完枠。主にガチグマやテツノツツミ、挑発コノヨなどのサイクルブレイカー対して投げていた。

HDサーフゴーはケアされることがほとんどなくツツミで崩そうとしてくる相手に対し返り討ちにすることができた。風船はガチグマに対して活きるが再戦時は噛み砕くや草分けを交代読みで打たれることも考慮しないといけないのがやや面倒だった。それでもガチグマ入りにはほとんど負けなかったのでこれで正解だったと思う。

このポケモン自体めちゃくちゃ強いと感じたことはないが役割対象相手にはしっかり活躍してくれるので構築に必要なピースだと思った。

 

 

 

 

テツノツツミ@拘り眼鏡

テラスタイプ:氷

特性:クォークチャージ

性格:臆病

実数値: 131-90(-0)-135(4)-176(252)-80-206(252+)

技構成:ハイドロポンプ フリーズドライ 冷凍ビーム クイックターン

 

構築が全体的に低速だったので高速アタッカーを採用したく候補としてハバカミとツツミで迷ったのだが

①対面操作技を覚える

②氷タイプである

③パオジアンより速い

がツツミを採用する主な理由となった。

①に関してはクイックターンから受けポケモンに引くという動きがそもそも強力である。

②,③に関してはパオジアンのところでも書いた通り氷タイプとディンルーの相性が良いのは勿論だがパオジアンの絶対零度の一貫を切るという重要な役割がある。

具体的に説明すると例えばツツミパオ対面ができたとしてこちらはクイタン→ドヒド引きをする。次のターン零度を打たれ避けたとして相手視点ドヒドが居座るなら零度、ツツミ引きを読むなら聖剣、と択を生み出すことができる。これによって零度パオジアンに対しても一定の勝率(それでも3〜4割程度だが)を持つことができた。

安定して勝つのが難しいこの環境において不利な相手に対しても抗う手段を持っておくことは重要であると思った。

 

 

 

 

 

カイリュー@命の珠

テラスタイプ:電気

特性:マルチスケイル

性格:冷静

実数値:167(4)-186(252)-115-167(252+)-120-90(-0)

技構成:10万ボルト テラバースト 竜の舞 身代わり

<調整>

C-電気テラス10万ボルトでH252振りヘイラッシャを確定1発

 

受けループ対策枠。

もともとキョジ対策で隠密マントにしていたが全く当たらなかったので最終日に受けループをカモるために採用。結果最終日1回だけ当たり3ターンで勝利したが、その後キョジオーンに2回あたり1勝1敗(その内の1敗は朝8時前くらいに6位から潜って負けた)でこれがよかったのかどうかは不明。

それはいいとしてもっと強い使い方たくさんあるのにこんなオワッてる型にしてごめんカイリュー

 

 

 

⑤選出

+@1

...スタンダードな構築には積極的に投げていきたい

...ツツミ、ガチグマ、コノヨザルがいるなら基本出す

...ツツミ通して勝てそうなら出す

 

 

⑥結果

使用TN

ドーンだYO-最終4位

りょん-最終72位

 

 

 

⑦感想

S8も最終1位を目標にしていたので達成できなかったのは悔しいですが、いつも溶かしてばっかなのでそれをしなかったのは少し成長したのかなと思います。最終日の朝1桁から潜る試合が何度もあったのですが不利構築や運が味方してくれなかったなど流れがついて来てくれなかったのでしょうがないかなと思ってます。ひとまず最終順位の自己ベストを更新できたことには喜んでまた1位目指して頑張ろうと思います。

ここまでの閲覧ありがとうございました。何か質問や要望等あればTwitterのDMやリプライお願いします。

 

Twitter ID...@ryon_poke

 

TwitterのURL

https://twitter.com/ryon_poke?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

 

【SV S7 最終20位】不死のドヒドディンルー

①はじめに

こんにちは、りょんと申します。

1位目指して前期もランクマ頑張ってましたが最後まで勝ちきれませんでした。順位が順位なので記事は書くつもりはなかったのですが自分なりに納得いく構築は組めていたので一応記録として残しておこうと思います。

 

 

②構築経緯

脳内に突如降ってきた「残飯守るディンルー+ドヒドイデ」の並びを試したところ使用感が非常に良く、環境に存在する並びのほぼすべてに五分以上で戦えたためまずこの2体をまず採用。

この2体で荒らした後裏の高速高火力エースを通すのが強力であると考え、特殊で殴れる妖枠として眼鏡ハバカミ、物理で殴れる鉢巻パオジアン(最終日2日前にゴツメパオに変更)を採用した。

「ドヒド+ディンルー」は相手のキノガッサやテツノツツミ等に不利を取ってしまうためこれらに強めなポケモンを採用したいと考えた。その結果「草テラスバクア鬼火スカーフイーユイ」がこれらに対し有利なだけでなく、鬼火+バクアでサイクルサポートもでき、相手のパオジアンも切り返せて強力だったので採用。

またこのままだと地面の一貫が切れていなかったり、キョジオーンが面倒だったのでこれらを解決できる隠密マントカイリューを採用。

この6体で最終日2日前まで潜っていたが、相手の挑発、身代わりディンルーに「ドヒド+ディンルー」がテンポを取られてしまい苦しい展開になることや挑発コノヨが重い、ヘイラッシャ相手にカイリューの選出を強いられることがキツかったのでこれらにサイクルを回すために鉢巻パオジアンから「飛行テラス挑発カタストロフィゴツメパオジアン」に変更して最終日に臨んだ。

 

③個体紹介

 

構築の核その1。

後述するディンルーとの圧倒的な相性補完によりカイリュー、サーフゴー、パオジアン、イーユイ、ハバカミ、ミミッキュなど幅広いポケモンに対しサイクル戦を仕掛けることができる。技構成は自己再生は確定として、カイリューなどの浮いてるポケモンにも打てる最強技どくどく、剣舞ミミッキュや蝶舞ガモス等積みポケモンを見れる黒い霧、身代わりカミやドクガに打てるアクブレを採用した。

地味にレギュDの3ヶ月間ずっと使ってきて愛着が湧いた。

 

 

 

構築の核その2。

ドヒドイデの毒ダメ+カタストロフィ+残飯守る+圧倒的超耐久」によって相手のあらゆるポケモンを倒すことができ、ドヒドイデの毒が通らない毒、鋼タイプに対してはじしんで弱点をつける。

フェアリーテラスは鉢巻逆鱗カイリューやテツノカイナにサイクルを回せたり、テラス後もドヒドイデと相性がよく使用感が良かった。

「まもる」がかなり珍しい技だと思うが残飯回復による自身の場持ちがしやすくなるだけでなく、毒毒ダメ稼ぎ、相手の技選択やテラスを見てからドヒド引きやこちらが技選択やテラスをするなどの「見てから行動」が可能になったりで様々な強力な要素があった。

 

 

特殊で殴れるかつフェアリー枠として採用。ディンルーでサーフゴーのテラスを切らせた後眼鏡ムンフォの一貫ができるのがとても気持ち良い。技構成のハイパーボイスはドヒドが誘う身代わりツツミケア、雷は相手のドヒドイデに奇襲をするため採用した。

 

 

 

補完枠その1。

基本的にキノガッサ入りに対しテラスを切りながら数的有利を取り裏のドヒドディンルーで詰ませる動きをする。ここで、火炎放射ではなく噴煙を打つことで相手のカイリュー引きを抑制できるため数的有利をしっかり獲ることができた。またサイクルブレイカーであるテツノツツミに対しての回答にもなり、眼鏡であれば上から縛れるだけでなくフリドラを半減にできドロポンはドヒドで受けれる、身代わりエナジーであればテラスバークアウトで対応し引かれたら今度は上から縛れるようになる、と言った感じで選出した際しっかり仕事をしてくれた。

草テラバーストは構築単位でやや重い水ロトムやディンルーと対面した際に打ち、鬼火はカイリューやパオジアンなどと対面した際に打てて居座れる相手が増えたり、サイクルサポートができる。

 

 

 

浮いてる枠兼キョジにサイクルを回せる枠。

キョジだけを見るなら炎の渦を採用した方がいいが汎用性が損なわれると考えて神速地震にした。カイリューと隠密マントは意外と相性が良くイーユイの噴煙で焼けない、悪波で怯まない、ツツミのフリドラで凍らない、ロトムの放電で麻痺らないなど心に余裕ができる。

またここまでdに振ってマントを持たせるとテラスと合わせてツツミに対して強く出れる。

 

 

 

構築のラストピース。

ドヒドディンルーでキツかった挑発or身代わりディンルーや地割れヘイラッシャ、挑発コノヨ等に強く出れるだけでなく、相手のテラス誘発力が高くサイクルを回す上で考えることが減ったり、カイリューがよくテラスを切ってくれるので裏のディンルーの地震が通って処理しやすくなるなどかなり使用感は良かった。

飛行テラスは地面の一貫を切れ、ドヒドディンルーに一貫する地割れを回避することができる。

また挑発+カタストロフィ+ゴツメによってヘイラッシャに対して滅法強くなり、挑発で欠伸を防ぎながらカタストロフィ+ゴツメダメ+ウェブタの反動ダメでヘイラッシャが7割ほど削れるためそこからTODで無限回カモれた。

氷柱落としの枠はパオジアン意識の聖剣にするかずっと悩んでいたが前期最終1位が採用していなかったり、パオパオ対面つららを押してくる人間が一定数いるのと相手が聖剣を持っていなかったときに引かれて困るので聖剣零度パオジアンは切って相手のパオジアンをこちらのパオジアンとドヒドイデで見ようとしていたが最終日当たるパオジアンはみんな聖剣零度で、もし最高地点から潜って零度聖剣パオに破壊されたあの試合は聖剣採用してたら絶対勝ててたし、1位見えてたのかなって少し後悔してるけど結果論なのでしゃーなし。

 

 

④結果

TN Mephisto

最高レートと最終順位

 

⑤感想

今期は使う構築の完成度にもプレイングにも自信があったし、ずっと上位で戦えていて前日には21乗せれたり最終日は1位スタートだったしで1位獲る気満々だった。実際朝の7:20まではずっと1位で本当に最終1位いけるんじゃないかと思っていたけど現実はそんな都合良く行かなくて最高地点で零度パオジアンに破壊されてから2勝1敗を繰り返して3〜9位くらいにいたけどそこから流れが来ることもなく、無理なチオンジェン引いて負け→アイヘで怯まされて負け→最終戦切断バグで負け判定、の3連敗で結局最終20位で終わってしまった。

かと言って保存しても4位で1位とレート差30くらいあったし、最終順位には全く満足していないしで1位にはまだまだ実力が足りてないみたいだけどいつか取りたいしもっと強くなりたい。レギュDも頑張ります。

【SV S1 最終7位】闘魂ドラパアマガドオー

※レンタルパ公開してます。

使用TN:マイスターG,りょん

成績:最終7位,最終109位

 

 

構築経緯

アーマーガア+ドオーが共に相性補完が優れておりサイクルを回すのに最も適していると考えたためこの2体をまず採用。アーマーガアというポケモンの性質上有利対面蜻蛉返りから攻め駒を着地させるのが強力であるので次にこの攻め駒にあたるポケモンを何にするか考えた。その結果アマガドオーが誘う身代わりを特性「すり抜け」によってケアが可能で技範囲も優秀な眼鏡ドラパルトが最適であると考え、「眼鏡ドラパルト+アマガドオー」を軸とした構築にした。

これら3体だと相手のドラパルトの型次第では簡単に負けてしまうため型の多いドラパルトへの対応範囲が最も広く、アマガドオー同様このポケモンが誘う身代わりに対してこちらのすり抜けドラパルトがケアできて相性が良いと考えた妖テラスキョジオーンを採用した。

このままだと構築が受け寄りになってしまっていて相手の構築の攻めっ気が強かった時にサイクルが回すことができず不利になってしまうことから対面選出も可能な構築にすることが必要であると感じた。その結果型の匿名性もあり対面性能が最も高いと考えた襷セグレイブと構築単位で誘うジバコイル、サーフゴー、水ロトム、ドオー破壊型サザンドラに安定し、技範囲が優秀なチョッキマスカーニャを採用し構築が完成した。

 

コンセプト

・対面×サイクル

 

・サーフゴーをカモリまくる

 

 

 

 

個体紹介

 

ドラパルト@拘り眼鏡

テラスタイプ:ドラゴン

特性:すり抜け

性格:控えめ

実数値:165(12)-126-96(4)-167(252+)-118(180)-170(60)

技構成:流星群 シャドーボール 火炎放射 蜻蛉返り

<調整>

C-特化

HD-臆病サザンドラの悪の波動を確定耐え

C特化ラウドボーンのフェアリーテラバーストを確定耐え

C4振りラウドボーンのフェアリーテラバーストをステロダメ×2を喰らった状態(=残りHP125)で確定耐え

臆病サーフゴーのシャドーボールを14/16で耐え

HB-A特化氷テラスタルセグレイブの氷の礫を確定耐え

S-最速ガブリアス抜き

 

この構築の軸であり環境最強ポケモン

現環境でSが早めなポケモンはドラパルト、マスカーニャがメジャーであるがドラパミラーは相手がテラスタルすることを考えると引くことが望ましく、マスカーニャ対面はスカーフを考えるとやはり居座りずらい。これらの理由からこのポケモンにSを振るのは余り意味がないと思い今回はDに多く振ることで他のポケモンに安定して勝てるようにした。特にドラパルトを使う上で不意にくるスカーフサーフゴーのシャドーボールを高乱数で耐えることができたり、サザンドラの悪の波動に1回あと投げができるのが偉く、対特殊へのサイクル・対面性能が飛躍的に上がった。

技構成は「流星群+シャドーボール」は確定として鋼テラスタルしてくるサザンドラへの打点となる火炎放射(大文字は威力0なので採用しません)と対面操作や様子見ができる蜻蛉返りを採用した。

 

 

 

アーマーガア@お盆の実

テラスタイプ:格闘

特性:ミラーアーマー

性格:腕白

実数値:205(252)-107-145(52+)-x-105-113(204)

技構成:蜻蛉返り ボディプレス 鉄壁 羽休め

<調整>

H-振り切り

S-最速ドドゲザン抜き

B-余り

 

以前はHB特化レベルで使っていたがこのポケモンで物理ドラゴン系統を受けようとするのは相手のテラスタルを考えると不可能であり、安定しない。そのため今回はBに厚く振るのではなくSに多く振ることでドラパアマガドオーが誘うSが早めなドドゲザンやジバコイルに対して上から行動できるようにした。このS関係というのが非常に重要で例えば剣舞ドドゲザンにあと投げが安定したり、ジバコイルに上から蜻蛉返りやボディプレスを打つことができる。

技構成は「蜻蛉返り+羽休め」は確定として、ドドゲザンへの安定性を重視して「鉄壁+ボディプレス」を採用した。同様の理由でテラスタイプも格闘とした。

持ち物はゴツゴツメットが主流であると思うが今回は甘えたBをカバーできるお盆の実を採用した。

 

 

ドオー@隠密マント

テラスタイプ:悪

特性:天然

性格:慎重

実数値:225(156)-96(4)-94(108)-x-165(236+)-41(4)

技構成:地震 毒突き 呪い 自己再生

※1/10追記(調整について聞かれることが多かったので)

調整意図は特にありません。黒いヘドロで使っていた際に使用感の良かったものをそのまま使用しました。HDベース、呪いを打った際物理攻撃も受けることになるので最低限Bにも振りました。ステロダメ考えたらHを16n-1にしてBかDに回した方がいいかもしれません。

 

アマガやキョジオーンとセットで出すことで化けるポケモン

技構成に「毒突き+呪い」を採用することでこの構築が誘う飛行テラス隠密マントサーフゴーをあと投げから呪いで起点にすることができる。これだけで多くのイージーウィンを取ることができた。飛行テラスサーフゴーだけを考えるなら毒突きではなく岩技でもいいかもしれないがドラパルトが誘うフェアリータイプへ強く出れたり、追加効果の毒が強力だったので毒突きを選択した。

テラスタイプは悪にすることで気持ちクエスパトラにも強く出ることができる。

持ち物の隠密マントはサーフゴーのシャドボのDダウンを防いだり、地割れのないキョジオーンを呪いで起点にできたりするのが強い。

 

 

 

キョジオーン@残飯

テラスタイプ:フェアリー

特性:清めの塩

性格:腕白

実数値:207(252)-121(4)-177(84+)-x-125(116)-62(52)

技構成:塩漬け 守る 身代わり 自己再生

※1/10追記

こちらも特に調整意図はありません。

有象無象を受けるポケモンなのでBとDをバランス良くしました。

(臆病サザンドラの眼鏡悪の波動を守る込みで2耐え)あくまでも耐久目安。

 

単体性能が明らかにぶっ壊れてる塩。

型が非常に多いドラパルトに対してテラスタルと合わせて基本安定するのが偉い。塩漬けという技が本当にぶっ壊れており、対策を少しでも怠っていれば一体で構築を破壊できるほどのパワーがある。

技構成はこのポケモンの最大値をプレイングで引き出せると考えた「守る+身代わり」を採用した。

キョジオーンを使う上で厄介となってくるのが身代わりや隠密マントの存在だが、前者はすり抜けドラパルトでケアができる、後者はほとんどがサーフゴーが持っているため前述したドオーで起点にできるためこのポケモンの弱点を極力減らすことができた。

そこそこSに振っているのはミラーやヘイラッシャ意識。

 

 

 

 

セグレイブ@気合の襷

テラスタイプ:地面

特性:熱交換

性格:意地っ張り

実数値:191(4)-216(252+)-112-x-106-139(252)

技構成:きょけんとつげき 地震 氷の礫 竜の舞

 

対面の鬼。

気合の襷を盾にきょけんとつげきや竜の舞などを打てたりなどとにかく技選択が自由なのがめちゃくちゃ強く、またセグレイブミラーにも安定するのが偉い。

技構成は高威力ドラゴン技+地面+先制技がとにかく優秀なので「きょけんとつげき+地震+氷の礫」は確定として、つららばりを採用してもよかったが当たる回数の不安定要素が気になったり、竜の舞を採用して勝てた試合の方が多いと感じたため竜の舞を採用した。

 

 

 

マスカーニャ@突撃チョッキ

テラスタイプ:氷

特性:変幻自在

性格:陽気

実数値:151-162(252)-90-90-111(164)-170(92+)

技構成:トリックフラワー はたき落とす けたぐり テラバースト(氷)

<調整>

https://nahara.hatenablog.com/entry/2022/12/22/020247

※上記の記事が自分好みの調整だったのでそのまま使わせていただきました。無断転載のため問題があれば削除致します。

 

構築単位で誘うサザンドラやサーフゴー、ジバコイルやドオーが貯水でないことで若干重めな水ロトムに強めなのを評価してチョッキで採用した。

新緑と変幻自在は本当に一丁一端でどちらにするか最後まで悩んだがけたぐりの威力を上げるために変幻自在にした。

氷テラスタルカイリューガブリアス、飛行テラスしたサーフゴーへの打点になる。終盤はよくカイリューを後投げされたあと氷テラバをケアして引かれることあったがカイリューのマルチスケイルを復活させないのが大事なので氷テラバを透かされてもそこまで困らなかった。とかいいつつ1桁チャレの最終戦に相手のカイリューを氷テラバで破壊してイージーウィン出来たのマジで感謝してる。

 

 

 

 

主な選出

・攻め+受け2枚(+or)

この構築で最もスタンダードな選出。

 

・攻め2枚+クッション(+or+or)

所謂攻めサイクル。

 

・対面3枚()

サイクルするのが不可能だと感じた場合か単純に対面選出が刺さっている場合の選出。

 

 

・受け3枚

()

相手の崩し駒が極端に少ないと感じた場合の選出。

 

 

 

感想

人口の多いSVのシーズン1で最終7位というとても良いスタートダッシュをきれて嬉しいです。シーズンが進むに連れてアマガドオーの評価が落ちていたときは不安でしたが最後まで信じ切れて本当に良かったです。レンタルパ公開してるので興味があれば使ってみてください。ここまでの閲覧ありがとうございました。

 

 

質問やご要望等はTwitter→@ryon_pokeまで

 

【SWSH S35 最終7位】受け攻めザシホウオウトドンサイクル

使用TN:PSI  Magnet, りょん

成績:最高最終2050-7位 最高203x最終1977-47位

 

90勝35敗 勝率72%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①構築経緯

S34と同様「ホウオウ+ナットレイを試していたがメタが酷くどこまで技のケアをするかなど立ち回りが窮屈になりがちで使いづらさを感じた。そこでこの軸を崩さずに勝てる並びがないかと考えていたところ「ホウオウ+トリトドン」が共に相性補完が優れておりホウオウナットと同様サイクルを回すことができるほか、トリトドンが現環境にとても刺さっていると感じた(後に説明)ためトリトドンをホウオウの相方にすることに決めた。

サイクル構築は相手のザシアンやイベルタルが重くなりがちなことからトリトドンの欠伸と合わせて全抜きも狙える最速剣舞ザシアンを採用し、「ザシアン+ホウオウ+トリトドン」を構築の軸とした。

ゼクロムグラードン、ザシアンに強く全抜きエースになれたり特性威嚇によるサイクルサポートが優秀な珠ランドロスを採用。

これら4体だと黒馬バドレックスやマーシャドーが重かったり、ルギアやラッキーなど搦手に弱いことやランドロスグラードンを一任させたくないことからこれらを同時に解決できるBSゴツメイベルタルを採用(後に説明)。

最後に環境に一定数いたルギアラッキーやホウオウナットなどの受け寄りの構築に対して強く出れたりトリトドンと合わせることで最強になる眼鏡カイオーガを採用して構築が完成した。

 

 

 

②個体紹介

 

ザシアン@朽ちた剣
特性:不撓の剣
性格:陽気
実数値:195(220)-191(4)-139(28)-x-136(4)-220(252+)
<調整>
S-最速
HB-A特化ザシアンの巨獣斬+電光石火を234/256(≒91.4%)で耐え
技構成:巨獣斬 じゃれつく 身代わり 剣の舞
 

構築の軸でありこのルールの最強ポケモン

ミラーに勝つために最速にしたが最終日は最速が少なかったのか分からないが全て同速に勝ってくれた神。技構成は巨獣斬と剣の舞は確定。有象無象への打点となるじゃれつくとトリトドンのあくびと相性が良かったりダイマ択の先延ばしができ、高い素早さとの相性の良い身代わりを採用した。

選出率1位

 

 

 

 

 

ホウオウ@厚底ブーツ
特性:再生力
性格:慎重
実数値:213(252)-150-141(244)-x-191(0+)-112(12)
<調整>
S-+2で最速黒バド抜き
HB-A特化ザシアンのワイルドボルトを確定耐え
A特化イベルタルの珠ダイアークを最高乱数切り耐え
HD-臆病黒バドのダイホロウ(140)を2耐え
詳細→https://t.co/PR3Q3YWITJ
技構成:聖なる炎 ブレイブバード 吹き飛ばし 自己再生
 

最強ポケモンその2。

前期使用した構築のホウオウの性格は腕白だったが今回は慎重にすることで黒バドや特殊イベルタルに対しての安定感が非常に高くなった。技構成は「聖なる炎+ブレイブバード+自己再生」は確定とし、最後は身代わりと悩んだが選出範囲をより広げられる吹き飛ばしを選択した。

禁伝幻ルールまで使ったことがなく嫌いなポケモンだったがS34から仲間になってくれた最高のポケモン

選出率3位

 

 

 

 

 

トリトドン@食べ残し
特性:よびみず
性格:穏やか
実数値:218(252)-x-110(172)-112-124(84+)-44
<調整>
HB-A特化ザシアンのじゃれつくを確定耐え
ザシアンをコピーしたメタモンの巨獣斬を残飯込み確定2耐え
HD-C特化カイオーガのダイアイス(140)を93.4%で2耐え
S-トリル下で白バドに先制であくびを打ちたいためS0
技構成:大地の力 冷凍ビーム あくび 自己再生

 

最強ポケモンその3。

この環境でのトリトドンはザシオーガ、ディアルガネクロズマランドロス、ジガルデに対して有利を取れるという破格の性能を持っている。他にもこの環境に非常に多かった身代わりを抜いた氷技持ちゴツメルギアに対しても電磁波をカットしながらあくびでテンポを取ることができるのがめちゃくちゃ強い。ナットレイとの相違点はあくびや再生技が使えるなど色々あるとは思うが個人的にはザシアンに対して行動保証があるというのが非常に偉い。またカイオーガに対しては禁伝2体環境では絶対零度を採用した個体やHB残飯瞑想の個体が一定数いたがこの環境ではほとんど見なくなったため受け出しが非常に安定する。

技構成は「あくび+自己再生」は確定として、よびみずによるC上昇と相性の良い大地の力とジガルデやランドロス、飛行タイプに打てる冷凍ビームで完結。

剣盾史上最もインフレした環境であっても貧弱な数値を優秀なタイプ、特性、技でカバーできる最高のポケモン

選出率2位

 

 

 

 

 

ランドロス@命の珠
特性:威嚇
性格:陽気
実数値: 165(4)-197(252)-110-x-100-157(252+)
技構成:地震 空を飛ぶ ストーンエッジ 剣の舞

 

どんな環境になってもずっといるエグいポケモン

優秀なタイプと特性で珠アタッカーなのにサイクル加入できるのが凄い。ただ他のポケモンが強すぎて最終日の選出率は低いが出した試合は全て勝っていた気がするので多分このポケモンも普通に強い。

選出率6位

 

 

 

 

 

イベルタル@ゴツゴツメット
特性:ダークオーラ
性格:臆病
実数値:210(60)-135-147(252)-151-118-157(188+)
<調整>
HB-A特化マーシャドーの岩石封じを93.8%で2耐え
陽気珠ランドロスのダイロックを砂ダメ込み13/16耐え
A特化ザシアンのワイルドボルトを確定耐え
S-最速90族抜き
その他-H振りザシアンをダイジェット+ダイアーク+ゴツメダメ+イカサマで確定
技構成:イカサマ デスウイング 挑発 羽休め

めっちゃ硬いイベルタル

この環境に存在するザシアン、ゼクロム以外の物理アタッカー全てに対して有利をとることができながら黒バド、ルギアに対しても強いという唯一無二の性能を持っている。相手視点全く想定できないゴツメの削りが強力でマーシャドーの襷を潰せたり、こちらの火力のないザシアンのサポートができるのも強い。他にもグラードンに対して耐久に厚く振っているため合法的に挑発から入れるのが偉い。

技構成は役割対象の物理ポケモン(主にグラードン)や黒バドへの打点となるイカサマと技として強力なデスウイング、ルギアやラッキーなどの搦手に強くなる挑発と体力管理ができる羽休めを採用した。

イベルタルは珠と合わせた火力がヤバすぎてアタッカーとして採用されたり黒バド専用受けとして採用されがちだが、物理アタッカーに対しての高耐久+タイプ一致ダークオーライカサマが相手の積み技に対してもケアができてめちゃくちゃ強く物理受けとしてのイベルタルも普通にアリだと思った。

選出率4位

 

 

 

 

 

カイオーガ@こだわり眼鏡
特性:あめふらし
性格:臆病
実数値:175-x-111(4)-202(252)-160-156(252+)
<調整>
S-同速意識で最速
技構成:潮吹き 冷凍ビーム かみなり 波乗り

超絶破壊ポケモン

眼鏡オーガ単体の性能自体は全く評価してなかったがトリトドンのあくびと合わせることで確実に有利対面を作ることができ超火力眼鏡潮吹きで受け寄りのサイクルを簡単に破壊できる。またルギアに対しても潮吹き2発で対面勝てるのも強い。

技構成は「潮吹き+冷凍ビーム+かみなり」は確定として黒バドを一撃で倒せる波乗りを採用した。

自分以外にトリトドンを使ってる人がいないというのもありマジで誰もこのポケモン受からなくてヤバかった。

選出率5位

 

 

 

③構築の要点

受け攻めスイッチ

「ホウオウ+トリトドン+イベルタル」での受けサイクルと最速剣舞ザシアン、珠ランドロスでの切り返し

 

トリトドンのあくびによるゲーム展開

あくびに対して無理矢理寝かしてきた相手に対してザシアンの剣の舞や身代わり、ランドロスの剣の舞やダイジェットで確実に起点にすることによる試合の制圧 

あくびによる対面操作から眼鏡カイオーガでの超火力潮吹きによる確実な崩し

 

 

 

 

④感想

自身初の最終1桁を剣盾最後ランクマッチという舞台で取ることができてとても嬉しいです。最終日は2ロムやっていて両方とも2桁から1回も落ちないくらい安定していて、満足いくような構築作りと練度、最終日のプレイングができて本当に良かったです。初めて最終2桁順位を獲得してから最終1桁を取るのに1年近くかかり、こんなにも大変なものだと思っていませんでした。8世代はS24の竜王戦ルールから本格的に始めたので冠ルールなどの伝説がいない環境をまだやったことがないので9世代になったら初めからいろんな環境を楽しんでいきたいです。ここまでの閲覧ありがとうございました。8世代本当にありがとう!最高のゲームだった!

 

 

Twitter→@ryon_poke