【SV S1 最終7位】闘魂ドラパアマガドオー
※レンタルパ公開してます。
使用TN:マイスターG,りょん
成績:最終7位,最終109位
①構築経緯
アーマーガア+ドオーが共に相性補完が優れておりサイクルを回すのに最も適していると考えたためこの2体をまず採用。アーマーガアというポケモンの性質上有利対面蜻蛉返りから攻め駒を着地させるのが強力であるので次にこの攻め駒にあたるポケモンを何にするか考えた。その結果アマガドオーが誘う身代わりを特性「すり抜け」によってケアが可能で技範囲も優秀な眼鏡ドラパルトが最適であると考え、「眼鏡ドラパルト+アマガドオー」を軸とした構築にした。
これら3体だと相手のドラパルトの型次第では簡単に負けてしまうため型の多いドラパルトへの対応範囲が最も広く、アマガドオー同様このポケモンが誘う身代わりに対してこちらのすり抜けドラパルトがケアできて相性が良いと考えた妖テラスキョジオーンを採用した。
このままだと構築が受け寄りになってしまっていて相手の構築の攻めっ気が強かった時にサイクルが回すことができず不利になってしまうことから対面選出も可能な構築にすることが必要であると感じた。その結果型の匿名性もあり対面性能が最も高いと考えた襷セグレイブと構築単位で誘うジバコイル、サーフゴー、水ロトム、ドオー破壊型サザンドラに安定し、技範囲が優秀なチョッキマスカーニャを採用し構築が完成した。
②コンセプト
・対面×サイクル
・サーフゴーをカモリまくる
③個体紹介
ドラパルト@拘り眼鏡
テラスタイプ:ドラゴン
特性:すり抜け
性格:控えめ
実数値:165(12)-126-96(4)-167(252+)-118(180)-170(60)
技構成:流星群 シャドーボール 火炎放射 蜻蛉返り
<調整>
C-特化
HD-臆病サザンドラの悪の波動を確定耐え
C特化ラウドボーンのフェアリーテラバーストを確定耐え
C4振りラウドボーンのフェアリーテラバーストをステロダメ×2を喰らった状態(=残りHP125)で確定耐え
臆病サーフゴーのシャドーボールを14/16で耐え
HB-A特化氷テラスタルセグレイブの氷の礫を確定耐え
S-最速ガブリアス抜き
この構築の軸であり環境最強ポケモン。
現環境でSが早めなポケモンはドラパルト、マスカーニャがメジャーであるがドラパミラーは相手がテラスタルすることを考えると引くことが望ましく、マスカーニャ対面はスカーフを考えるとやはり居座りずらい。これらの理由からこのポケモンにSを振るのは余り意味がないと思い今回はDに多く振ることで他のポケモンに安定して勝てるようにした。特にドラパルトを使う上で不意にくるスカーフサーフゴーのシャドーボールを高乱数で耐えることができたり、サザンドラの悪の波動に1回あと投げができるのが偉く、対特殊へのサイクル・対面性能が飛躍的に上がった。
技構成は「流星群+シャドーボール」は確定として鋼テラスタルしてくるサザンドラへの打点となる火炎放射(大文字は威力0なので採用しません)と対面操作や様子見ができる蜻蛉返りを採用した。
アーマーガア@お盆の実
テラスタイプ:格闘
特性:ミラーアーマー
性格:腕白
実数値:205(252)-107-145(52+)-x-105-113(204)
技構成:蜻蛉返り ボディプレス 鉄壁 羽休め
<調整>
H-振り切り
S-最速ドドゲザン抜き
B-余り
以前はHB特化レベルで使っていたがこのポケモンで物理ドラゴン系統を受けようとするのは相手のテラスタルを考えると不可能であり、安定しない。そのため今回はBに厚く振るのではなくSに多く振ることでドラパアマガドオーが誘うSが早めなドドゲザンやジバコイルに対して上から行動できるようにした。このS関係というのが非常に重要で例えば剣舞ドドゲザンにあと投げが安定したり、ジバコイルに上から蜻蛉返りやボディプレスを打つことができる。
技構成は「蜻蛉返り+羽休め」は確定として、ドドゲザンへの安定性を重視して「鉄壁+ボディプレス」を採用した。同様の理由でテラスタイプも格闘とした。
持ち物はゴツゴツメットが主流であると思うが今回は甘えたBをカバーできるお盆の実を採用した。
ドオー@隠密マント
テラスタイプ:悪
特性:天然
性格:慎重
実数値:225(156)-96(4)-94(108)-x-165(236+)-41(4)
技構成:地震 毒突き 呪い 自己再生
※1/10追記(調整について聞かれることが多かったので)
調整意図は特にありません。黒いヘドロで使っていた際に使用感の良かったものをそのまま使用しました。HDベース、呪いを打った際物理攻撃も受けることになるので最低限Bにも振りました。ステロダメ考えたらHを16n-1にしてBかDに回した方がいいかもしれません。
アマガやキョジオーンとセットで出すことで化けるポケモン。
技構成に「毒突き+呪い」を採用することでこの構築が誘う飛行テラス隠密マントサーフゴーをあと投げから呪いで起点にすることができる。これだけで多くのイージーウィンを取ることができた。飛行テラスサーフゴーだけを考えるなら毒突きではなく岩技でもいいかもしれないがドラパルトが誘うフェアリータイプへ強く出れたり、追加効果の毒が強力だったので毒突きを選択した。
テラスタイプは悪にすることで気持ちクエスパトラにも強く出ることができる。
持ち物の隠密マントはサーフゴーのシャドボのDダウンを防いだり、地割れのないキョジオーンを呪いで起点にできたりするのが強い。
キョジオーン@残飯
テラスタイプ:フェアリー
特性:清めの塩
性格:腕白
実数値:207(252)-121(4)-177(84+)-x-125(116)-62(52)
技構成:塩漬け 守る 身代わり 自己再生
※1/10追記
こちらも特に調整意図はありません。
有象無象を受けるポケモンなのでBとDをバランス良くしました。
(臆病サザンドラの眼鏡悪の波動を守る込みで2耐え)あくまでも耐久目安。
単体性能が明らかにぶっ壊れてる塩。
型が非常に多いドラパルトに対してテラスタルと合わせて基本安定するのが偉い。塩漬けという技が本当にぶっ壊れており、対策を少しでも怠っていれば一体で構築を破壊できるほどのパワーがある。
技構成はこのポケモンの最大値をプレイングで引き出せると考えた「守る+身代わり」を採用した。
キョジオーンを使う上で厄介となってくるのが身代わりや隠密マントの存在だが、前者はすり抜けドラパルトでケアができる、後者はほとんどがサーフゴーが持っているため前述したドオーで起点にできるためこのポケモンの弱点を極力減らすことができた。
そこそこSに振っているのはミラーやヘイラッシャ意識。
セグレイブ@気合の襷
テラスタイプ:地面
特性:熱交換
性格:意地っ張り
実数値:191(4)-216(252+)-112-x-106-139(252)
技構成:きょけんとつげき 地震 氷の礫 竜の舞
対面の鬼。
気合の襷を盾にきょけんとつげきや竜の舞などを打てたりなどとにかく技選択が自由なのがめちゃくちゃ強く、またセグレイブミラーにも安定するのが偉い。
技構成は高威力ドラゴン技+地面+先制技がとにかく優秀なので「きょけんとつげき+地震+氷の礫」は確定として、つららばりを採用してもよかったが当たる回数の不安定要素が気になったり、竜の舞を採用して勝てた試合の方が多いと感じたため竜の舞を採用した。
マスカーニャ@突撃チョッキ
テラスタイプ:氷
特性:変幻自在
性格:陽気
実数値:151-162(252)-90-90-111(164)-170(92+)
技構成:トリックフラワー はたき落とす けたぐり テラバースト(氷)
<調整>
https://nahara.hatenablog.com/entry/2022/12/22/020247
※上記の記事が自分好みの調整だったのでそのまま使わせていただきました。無断転載のため問題があれば削除致します。
構築単位で誘うサザンドラやサーフゴー、ジバコイルやドオーが貯水でないことで若干重めな水ロトムに強めなのを評価してチョッキで採用した。
新緑と変幻自在は本当に一丁一端でどちらにするか最後まで悩んだがけたぐりの威力を上げるために変幻自在にした。
氷テラスタルはカイリューやガブリアス、飛行テラスしたサーフゴーへの打点になる。終盤はよくカイリューを後投げされたあと氷テラバをケアして引かれることあったがカイリューのマルチスケイルを復活させないのが大事なので氷テラバを透かされてもそこまで困らなかった。とかいいつつ1桁チャレの最終戦に相手のカイリューを氷テラバで破壊してイージーウィン出来たのマジで感謝してる。
④主な選出
・攻め+受け2枚(+or)
この構築で最もスタンダードな選出。
・攻め2枚+クッション(+or+or)
所謂攻めサイクル。
・対面3枚()
サイクルするのが不可能だと感じた場合か単純に対面選出が刺さっている場合の選出。
・受け3枚
()
相手の崩し駒が極端に少ないと感じた場合の選出。
⑤感想
人口の多いSVのシーズン1で最終7位というとても良いスタートダッシュをきれて嬉しいです。シーズンが進むに連れてアマガドオーの評価が落ちていたときは不安でしたが最後まで信じ切れて本当に良かったです。レンタルパ公開してるので興味があれば使ってみてください。ここまでの閲覧ありがとうございました。
質問やご要望等はTwitter→@ryon_pokeまで