【SWSH S24 最終92位】黒バド軸対面構築
こんにちは!りょんと申します。
今回は初めてのブログということでおかしなところが多々あるかとは思いますがS24で最終92位、レート2001の達成記念からこの構築について簡単に紹介していければなと思います!
<構築経緯>
まずはじめに、この構築を作った経緯ですが黒バドのダイマした時に出てくる青いエフェクトのかっこよさに惹かれダイマ枠を黒バドにして強い構築にしたいなと思った結果この構築に辿り着きました。なぜ白バドではないかというとブリザポスを持っていないからです笑
<個体紹介>
バドレックス(こくばじょうのすがた)
特性 じんばいったい
性格 おくびょう
実数値
175-x-100-210(196)-128(60)-222(252)
技
アストラルビット
ワイドフォース
トリック
持ち物 こだわりメガネ
この構築のダイマエース。Aボタンを連打しているだけで試合が終わることもあった。そして本構築の経緯である、ダイマして強い黒バドを考えた結果ワイドフォースになった。サンザシポリ2などといったポリ2で黒バドを見てくる並びに対してはこいつ一体で破壊できることもあった。サイコフィールドと黒バドの相性が非常に良く、黒バドの苦手とする先制技を無効化し、ダイマ後は+1メガネワイドフォースでポリゴン2にすらも乱数次第では止まらないということが強かった。ただ相手にメタモンやミミッキュがいる場合はどのタイミングでダイマを切るかが重要になる。
また、ダイウォールの媒体となるトリックも採用。相手のダイマ枯らしや眼鏡補正をつけるためにあえてこちらのダイマターンを稼ぐといった動きもできるほか、こうこうのしっぽトリックレヒレなどに対しても相手がトリックした後こちらがトリック返しをしてニチャニチャすることができ、役に立つことが非常に多かった。
もともとはラッキー対策のサイコショックだったが最終日にバンギ対策でリーフストームに変更するもののバンギと1回もあたらず特に使わなかった。カイオーガに弱点をつけるという利点も一応ある。
ちなみにダイマ珠サンダーのダイジェットを2耐えする確率が上げるためD60振りにした。(後にダメ計記載)
ランドロス(れいじゅうフォルム)
特性 いかく
性格 わんぱく
実数値
196(252)-166(4)-156(252)-x-100-111
技
じしん
がんせきふうじ
とんぼがえり
持ち物 ゴツゴツメット
ザシアンをはじめとする物理受け。少しでも耐久を厚くするためHB特化にした。
(A特化ザシアンのきょじゅうざん→ランドロス威嚇込み 乱数2発33.4%、それ以外は確定3発)
ステルスロックと黒バドのダイサイコによるサイコフィールド展開との相性が非常に良く、黒バドが襷ウーラオスやエースバーンに止まらないのが強かった。ザシアン入りの構築にはほぼ100%選出した。また、ゴツメ+眼鏡アストラルビットでザシアンを倒せるようになるので非常に黒バドと相性が良かったと思う。
特性 ばけのかわ
性格 ようき
実数値
131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
技
じゃれつく
のろい
こらえる
持ち物 イバンのみ
ダイマ受けや対壁貼り構築に非常役に立ったポケモン。相手のダイマに合わせてミミッキュ引き→こらえる→のろいorその他→黒バドの餌にする などといった動きがとても強かった。
特にゼルネアス入りの構築には毎回選出しており、相手のジオンコントロールに合わせてミミッキュ投げ→のろい→こらえる→ゴーストダイブ→こらえる といった動きで相手のゼルネアスをほぼ完封することができた。またイベル軸に対しても毎回選出しておりイベルのダイマ枯らしに貢献してくれた。他にも対面性能が非常に高くなんと理論上ザシアンに対面で勝つことができる・・・のろい→こらえる→いばんゴーストダイブ
そのため最後詰め役としても活躍した。
ウーラオス(いちげきのかた)
特性 ふかしのこぶし
性格 いじっぱり
実数値
175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)
技
あんこくきょうだ
ふいうち
もちもの いのちのたま
この構築の受け破壊最強ポケモン。黒バドで崩すことが難しいパーティーに対して強く出ることができ、大活躍だった。イベルドヒドラッキーといった並びやサンダーでウーラオスを見てくる相手などに対してはコイツ一体で破壊することができた。拘り鉢巻出ない理由として便利な打ち分けと珠不意打ちが強かったのと、珠でも充分相手のサイクルを破壊できたから。また初手ホウオウに対しては明らかに相手がダイマしてくるようであればこちらもダイマしてダイロックで倒すことができる(ホウオウが最速ならダイジェットを耐えて下からダイロック、A特化なら上からダイロックがささる)
最速ホウオウ抜きのようきにするかどうか悩んだが、ホウオウよりもイベル軸の受け構築を破壊したかったのと、ホウオウは最速よりもいじっぱりが多かったのでいじっぱりにした。最初はサンダーが珠でウーラオスが襷だったが入れ替えたことで勝率がみるみる上がっていき、黒バドの苦手な相手でも勝てる構築になった。
特性 ミストメイカー
性格 ずぶとい
実数値
177(252)-x-165(116)-129(108)-154(28)-106(4)
技
ちょうはつ
持ち物 オボンのみ
https://yakkun.com/swsh/theory/n2254
→この方の育成論を丸パクリさせていただきました🙇♂️
黒バドより速いフェローチェやスカーフダルマ、ウーラオス受け、カバルドンやラグラージなどの欠伸展開などに意識して入れたポケモンだったが、この構築に合っていないのか、自分が上手く使えていないのか、選出率はぶっちぎりの最下位だった。強いて言うならロンゲゼルネといった壁貼り構築やどうしても相手にあくび展開をされたくなかったときだけ選出していたがそこまでの活躍はなかった。
オーガや黒バドを意識してこうこうのしっぽレヒレにした方が強そうな気がしたが変えるのがめんどくさくこのままになってしまった。今シーズンからはこうこうのしっぽで試してみようと思っている。
サンダー
特性 せいでんき
性格 おくびょう
実数値
165-x-106(4)-177(252)-110-167(252)
技
ぼうふう
ねっぷう
でんじは
持ち物 きあいのたすき
剣盾最強ポケモン。先発によく出し、襷を盾にボルチェンによる対面操作やでんじはを相手の初手ダイマ打てるのがとても強かった。
また珠を持っていなくてもダイジェットにより自身がエースになることもできたり、電磁波+暴風混乱で運勝ちできたりなどサンダーの強みをとても感じた。
またこちらの構築的にウーラオスや黒バド、ランドロスなど襷を持つ可能性があるポケモンが多いためサンダーの襷は全くと言っていいほど読まれなかった。他にも対イベル軸などでサンダーの圧力により半強制的に相手のラッキー選出をさせることができるため、相手のラッキー引き読みボルチェン→珠ウーラオス という動きで相手を崩すことができるのが非常に強かった(後に細かく記載)。
前述の通り元々持ち物は珠だったが、襷にしてから行動範囲が広がり、勝率がかなり上がったと思う。
<選出・行動パターン>
この構築を300戦近く使ってみてある程度こちらと相手の選出や行動パターンが決まったことがあったのでそれについて簡単に紹介していこうと思う。
①対サンザシポリ2 →黒バド+ランド+ミミ(orラオス...ポリ2を意識するならラオス、サンダーならミミ) 有利(勝率75〜80%)
先発初手ダイマサンダーに黒バドでダイマを合わせれば大体勝てる(実際ほとんどの場合初手ダイマだった)、ポリ2にひいてきてもポリ2はダイサイコ+ワイドフォースを受からないので相手がポリ2にダイマを切るか捨てるかの択になる。(相手視点からすれば択ではないのでダイマするかどうか見てから対応すればOK)
・実際に勝った例
サンダーvs黒バド→お互いが初手ダイマ(こちらはダイサイコ連打(確定2発)、相手の臆病ダイジェット確定3発、C特化ジェット乱数2発25.78%(耐えることを祈りましょう)→ダイサイコで突破→ポリ2vs黒バド→C+1↑ワイドフォース特化ポリ2(乱数1発37.5%) サンダーの臆病珠ダイジェット確定3発調整ポリ2=D補正H244 D188(乱数1発75.0%)→突破したらそのまま勝ち、耐えられたらランド+ミミorラオスで勝ち
②対ロンゲゼルネ@1 →レヒレ+ミミ+サンダーor@1 (勝率75%〜80%)
自分が当たった中だとほぼ間違えなく初手にロンゲがくるのでこちらは初手レヒレを出す。あとは相手が死に出しまたは直引きでゼルネに引いて来る。ジオコンを打ってくるタイミングでミミに引いてのろい+こらえる+ゴーストダイブ+こらえるでひたすら壁のターン稼ぎとのろいでゼルネを削るだけ。ラストは基本サンダーでダイマして詰める。黒バドではなくサンダーを出す理由は相手がロンゲを残してくる場合黒バドに対し電磁波や不意打ちを打たれるのを嫌ったため。
③対イベルラッキー@1(主にドヒドイデなので今回はドヒド想定で行きます) →サンダー+ラオス+ミミ 勝率(75%〜80%)
黒バドが苦手とする典型的な構築だがこれに対しても勝率良く勝つことができる選出を確立できた。相手の先発は90%イベルタルなのでこちらは先発にサンダーを置く。前述の通りになるがサンダーで相手のラッキーを呼び、ボルチェンで対面操作してからウーラオスで崩すというムーブでほぼ勝つことができる。
・実際に勝った例
先発イベルサンダー対面...(相手視点からするとサンダーの初手ダイマや襷でんじはなど色々考えたらラッキーに引くという選択肢しかない)
→相手のラッキー引きに合わせこちらボルチェン→ラッキーラオス対面→ドヒドバック読みあんこくきょうだ連打(50.3%〜60.5%)→ドヒド突破後イベルがくる→相手はほとんどダイマしてくるのでそれに対しミミ後投げからのこらえる+のろいで退場→死に出しサンダーからのボルチェン→ラッキーが来ればラオスでインファ+サンダーで詰めて勝ち、居座ればイベルを突破できるのでラオスで詰めて勝ち
他にもまだあるが一旦ここで終了。あくまでも自分の経験上ほとんどの相手に対してこの行動で勝てるというわけで絶対勝てるわけではないので注意してください。
<相性>
↓※選出順
対ザシアン 微有利 黒バド+ランド+@1
対オーガ 五分 サンダー+@2ミミorラオスor黒バド
対日ネク 五分〜微有利 黒バド+@2ランドorラオスorミミ
対イベル 微有利 サンダー+ミミ+ラオス
対黒バド 不利 ラオス+@2 相手のパーティーによる(レヒレに尻尾を持たせて微不利くらいにできればなと思っている)
対ムゲンダイナ 五分〜微有利 黒バド+@2 ダイナバンギみたいな並びにはウーラオスを入れていた
対白バド 五分〜微有利 黒バド+ミミ+@1 白バドがいつダイマするか見極めるのが大変
対ゼルネ 微有利 レヒレ+ミミ+@1(主にサンダー)
対レシラム微不利〜五分 レシラムの処理が大変
対ホウオウ 微有利 ラオス+@2 初手ホウオウラオス対面で岩技が決まればほぼ勝てる
その他マイナー伝説 微不利〜五分 黒バド+@2 他の伝説はまともに対策してないので初見殺しなどでボコられることが多かった。こちらの選出は困ったら先発黒バド+@2や先発サンダーが雑に使って強かった。
<結果>
以上。ここまでご覧いただきありがとうございました!来シーズンは最終1桁を目指して頑張ろうと思います!