【SV S7 最終20位】不死のドヒドディンルー

①はじめに

こんにちは、りょんと申します。

1位目指して前期もランクマ頑張ってましたが最後まで勝ちきれませんでした。順位が順位なので記事は書くつもりはなかったのですが自分なりに納得いく構築は組めていたので一応記録として残しておこうと思います。

 

 

②構築経緯

脳内に突如降ってきた「残飯守るディンルー+ドヒドイデ」の並びを試したところ使用感が非常に良く、環境に存在する並びのほぼすべてに五分以上で戦えたためまずこの2体をまず採用。

この2体で荒らした後裏の高速高火力エースを通すのが強力であると考え、特殊で殴れる妖枠として眼鏡ハバカミ、物理で殴れる鉢巻パオジアン(最終日2日前にゴツメパオに変更)を採用した。

「ドヒド+ディンルー」は相手のキノガッサやテツノツツミ等に不利を取ってしまうためこれらに強めなポケモンを採用したいと考えた。その結果「草テラスバクア鬼火スカーフイーユイ」がこれらに対し有利なだけでなく、鬼火+バクアでサイクルサポートもでき、相手のパオジアンも切り返せて強力だったので採用。

またこのままだと地面の一貫が切れていなかったり、キョジオーンが面倒だったのでこれらを解決できる隠密マントカイリューを採用。

この6体で最終日2日前まで潜っていたが、相手の挑発、身代わりディンルーに「ドヒド+ディンルー」がテンポを取られてしまい苦しい展開になることや挑発コノヨが重い、ヘイラッシャ相手にカイリューの選出を強いられることがキツかったのでこれらにサイクルを回すために鉢巻パオジアンから「飛行テラス挑発カタストロフィゴツメパオジアン」に変更して最終日に臨んだ。

 

③個体紹介

 

構築の核その1。

後述するディンルーとの圧倒的な相性補完によりカイリュー、サーフゴー、パオジアン、イーユイ、ハバカミ、ミミッキュなど幅広いポケモンに対しサイクル戦を仕掛けることができる。技構成は自己再生は確定として、カイリューなどの浮いてるポケモンにも打てる最強技どくどく、剣舞ミミッキュや蝶舞ガモス等積みポケモンを見れる黒い霧、身代わりカミやドクガに打てるアクブレを採用した。

地味にレギュDの3ヶ月間ずっと使ってきて愛着が湧いた。

 

 

 

構築の核その2。

ドヒドイデの毒ダメ+カタストロフィ+残飯守る+圧倒的超耐久」によって相手のあらゆるポケモンを倒すことができ、ドヒドイデの毒が通らない毒、鋼タイプに対してはじしんで弱点をつける。

フェアリーテラスは鉢巻逆鱗カイリューやテツノカイナにサイクルを回せたり、テラス後もドヒドイデと相性がよく使用感が良かった。

「まもる」がかなり珍しい技だと思うが残飯回復による自身の場持ちがしやすくなるだけでなく、毒毒ダメ稼ぎ、相手の技選択やテラスを見てからドヒド引きやこちらが技選択やテラスをするなどの「見てから行動」が可能になったりで様々な強力な要素があった。

 

 

特殊で殴れるかつフェアリー枠として採用。ディンルーでサーフゴーのテラスを切らせた後眼鏡ムンフォの一貫ができるのがとても気持ち良い。技構成のハイパーボイスはドヒドが誘う身代わりツツミケア、雷は相手のドヒドイデに奇襲をするため採用した。

 

 

 

補完枠その1。

基本的にキノガッサ入りに対しテラスを切りながら数的有利を取り裏のドヒドディンルーで詰ませる動きをする。ここで、火炎放射ではなく噴煙を打つことで相手のカイリュー引きを抑制できるため数的有利をしっかり獲ることができた。またサイクルブレイカーであるテツノツツミに対しての回答にもなり、眼鏡であれば上から縛れるだけでなくフリドラを半減にできドロポンはドヒドで受けれる、身代わりエナジーであればテラスバークアウトで対応し引かれたら今度は上から縛れるようになる、と言った感じで選出した際しっかり仕事をしてくれた。

草テラバーストは構築単位でやや重い水ロトムやディンルーと対面した際に打ち、鬼火はカイリューやパオジアンなどと対面した際に打てて居座れる相手が増えたり、サイクルサポートができる。

 

 

 

浮いてる枠兼キョジにサイクルを回せる枠。

キョジだけを見るなら炎の渦を採用した方がいいが汎用性が損なわれると考えて神速地震にした。カイリューと隠密マントは意外と相性が良くイーユイの噴煙で焼けない、悪波で怯まない、ツツミのフリドラで凍らない、ロトムの放電で麻痺らないなど心に余裕ができる。

またここまでdに振ってマントを持たせるとテラスと合わせてツツミに対して強く出れる。

 

 

 

構築のラストピース。

ドヒドディンルーでキツかった挑発or身代わりディンルーや地割れヘイラッシャ、挑発コノヨ等に強く出れるだけでなく、相手のテラス誘発力が高くサイクルを回す上で考えることが減ったり、カイリューがよくテラスを切ってくれるので裏のディンルーの地震が通って処理しやすくなるなどかなり使用感は良かった。

飛行テラスは地面の一貫を切れ、ドヒドディンルーに一貫する地割れを回避することができる。

また挑発+カタストロフィ+ゴツメによってヘイラッシャに対して滅法強くなり、挑発で欠伸を防ぎながらカタストロフィ+ゴツメダメ+ウェブタの反動ダメでヘイラッシャが7割ほど削れるためそこからTODで無限回カモれた。

氷柱落としの枠はパオジアン意識の聖剣にするかずっと悩んでいたが前期最終1位が採用していなかったり、パオパオ対面つららを押してくる人間が一定数いるのと相手が聖剣を持っていなかったときに引かれて困るので聖剣零度パオジアンは切って相手のパオジアンをこちらのパオジアンとドヒドイデで見ようとしていたが最終日当たるパオジアンはみんな聖剣零度で、もし最高地点から潜って零度聖剣パオに破壊されたあの試合は聖剣採用してたら絶対勝ててたし、1位見えてたのかなって少し後悔してるけど結果論なのでしゃーなし。

 

 

④結果

TN Mephisto

最高レートと最終順位

 

⑤感想

今期は使う構築の完成度にもプレイングにも自信があったし、ずっと上位で戦えていて前日には21乗せれたり最終日は1位スタートだったしで1位獲る気満々だった。実際朝の7:20まではずっと1位で本当に最終1位いけるんじゃないかと思っていたけど現実はそんな都合良く行かなくて最高地点で零度パオジアンに破壊されてから2勝1敗を繰り返して3〜9位くらいにいたけどそこから流れが来ることもなく、無理なチオンジェン引いて負け→アイヘで怯まされて負け→最終戦切断バグで負け判定、の3連敗で結局最終20位で終わってしまった。

かと言って保存しても4位で1位とレート差30くらいあったし、最終順位には全く満足していないしで1位にはまだまだ実力が足りてないみたいだけどいつか取りたいしもっと強くなりたい。レギュDも頑張ります。